ねるこの寝言「私は村をつくると決めた」

私は自由に生きると決めた 自然に還る居場所を 一万円から始める村作り

と、いうことで 私は姐さんと沖縄行きを決めた

ある日、久しぶりに姐さんにあった。

起業系の塾で出会ったお姉さんだ。

年齢は5つくらい離れていたと思う。

 

だけど、姐さんは

いつもフラットな感覚で

私のことも友人のように親しくしてくれる

気さくなお姉さんだった。

 

彼女と出会ったのは

とある人のセミナーを受けにいった時。

まさか、そのあとその人の塾にお互い入塾することになるなんて・・・

その当時は思いもしなかった。

 

完全に初対面で、タイプも真逆な二人だったが

なぜかとても打ち解けて急速に仲良くなることができた。

 

しかし、お互いに忙しい日が続く中

しばらく連絡を取る機会も減り、顔を合わすことも少なくなっていた。

そんな中、何かを思い出すように連絡をとり

久しぶりに合うことになった。

 

2月も終わりかけのすごく寒い日だったと思う。

突然雪が降り始めた暴風の中でファミレスでご飯を食べた。

 

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「あ、沖縄行くんですよ」

「えー!そうなのー!?なんでなんで!??突然だね。

 いいないいなー!!どこいくのー?」

姐さんは私の沖縄行きの話を聞きながら目を輝かせていた。

 

姐さんは旅行好きで、とにかくアクティブ。

私とは真逆のタイプだった。

とにかく素直で歯に衣着せぬものいいで思ったことは口にする

飾らないサバサバした気持ちの良い女性である。

 

そして、行動力が凄まじい。

欲求に忠実とはこういうことをいうのだろうか・・・

とにかく「したい」と思ったことには

果敢にチャレンジして即行動に移して行く人なのだ。

 

そんな姐さんはどうやら沖縄も大好きで

どうやら沖縄旅行の玄人らしい。。あ、私からみれば。

 

「あ、ねるこちゃんには久高島いってほしいー!絶対いいよー!」

「(ん?どっかで聞いたような・・・)久高島・・・・?」

「うんうん、沖縄の南寄りにある、孤島なの、神聖な場所でねー」

斎場御嶽、久高島、いろんなスピリチュアルなスポットを教えてくれた。

 

そうやって話す姐さんはすごく生き生きしていた。

「あ・・・よかったら一緒に沖縄行きます?」

気づいたら私は姐さんを誘っていた。

 

「え!?どうしよう!!?行くー?

でも今月カナダ行くし、有給がなぁー・・・お金使っちゃうし・・・

いや、でも行こうかなぁ!!いつ行く予定だったっけ!!?」

目の前で何度か葛藤を繰り返していたが、

やはりその場で即決して沖縄行きを決めていた。

すごい、即断即行力。スゲェなあと関心していた。

 

その時はあまりに自然に旅行に誘ったのだけど

よく考えたら

私が人を旅行に誘ったことは

産まれて一度もなかったのだ。

「誘ったら迷惑じゃないかなぁ」とかいろいろ考えて

考えているうちに声をかけれなくなっているのだ。

 

そもそも旅行に行こうと行動を起こすことすら

ほとんどなかったのだが・・・

 

そんな私が

「一緒に行きますか」なんて声をかけていたのも

今考えたら奇跡に近い。

 

と、いうことで

沖縄旅行は一人旅ではなく、

姐さんと行く二人旅になった。

 

そう、この時はまだ何も知らなかった。

 

この変人二人で行く沖縄旅が

あんなにも奇妙な不思議旅行になることを・・・。